モラハラ証拠集め

モラハラ男は、平気で嘘をつきます。本人が嘘をついている自覚があるかはわかりませんが、こちらが「え、そんなこと一言も言ってませんけど」というようなことを「こうやって言っただろ!」と言ってきたりします。

 

脳内変換がすごいんです。

私の母は、市外に住んでいるのですが、その母が、「将来的には娘の住むところへ引っ越したい」と言えば、母の近所に住んでいる祖母のことを「早くいなくなれば良い」と言ってた、という具合に変換。

私が、日曜日にママ友との予定を入れただけで(ママ友は日曜日しか休みがないので)「俺の休みに勝手に予定を入れやがって!嫌がらせか!」といった具合です。元夫は、面会交流を避けられたと思い、このような言葉を発してきたんですが、離婚後なので、そこまで言われる筋合いもないし、他の週の日曜日は予定を開けていたので、会えないわけではないんですが。

これらだけでなく、婚姻期間中も日常そのようなことが起こるので、私は、単なる被害妄想だと思われないためにも、言われたことやされたこと、モラハラ被害をを忘れないためにも、手帳にメモしたり、怒鳴られたりしたときは、ボイスレコーダーにも残していました。手帳に書けば、何日に起きたことなのか等、把握しやすいです。

ボイスレコーダーを利用した理由は、元夫は長女にもかなりきつく当たっていて、理不尽なことで酷く怒鳴られたり、子供たちの目の前でも平気で怒鳴り散らしていたからです。子供の前でも怒鳴ったりしているというのを、子供の声も入っている状態で残したのです。

 

このような環境で育った子供達に悪い影響が出ていないか心配で、年に1回ほど保健センターに発達相談に行っていたんですけど、そこでこのボイスレコーダーを聞いてもらったところ、「これはもう虐待の域です」と言われました。

モラハラが日常化して、毎日のように「お前のせいだ」と責められてると、今されてることがモラハラなのか、今起きていることが、子供たちにとって虐待に当たるのかわからなくなってきます。そんな状態の中、第三者ボイスレコーダーを聞いてもらうことで判断してもらえたことも、とても良かったと思っています。

ボイスレコーダーは、スマホのアプリで入れられるので、新たに何か買う必要もなく、一見ただスマホを持っているだけにしか見えないので、うまくやれば怪しまれることもないと思います。私も、相手に知られることなく、記録することが出来ました。

それから、ボイスレコーダーに残しておいたお陰で、離婚調停の時に、調停員や弁護士さんに状況をわかってもらいやすかったり、私がモラハラ被害を大袈裟に言ってるわけじゃないことも理解してもらえたように思います。

 

モラハラに立ち向かうには、証拠集めが本当に大事だと思います。

モラハラしてる人は、自分が不利にならぬよう、事実を捻じ曲げてでも相手を悪者にし、それが事実です、とでもいうような態度をとってきます。よくよく考えると、おかしなことを言っているのは見抜けるのですが、責められて気持ちに余裕がなかったり、状況を知らない人が捻じ曲げられた事実を聞いてしまうと、本当にそれが事実だと思ってしまうほど、演技も上手だし、弁は立つと思います。(その割に中身がないので話し合いはできないのですが)

 

いざ、モラ夫から逃よう!と決意しなくても、証拠だけでも残しておくのは、自分自身の気持ち的にも違うと思いますし、証拠を活用するようなこともなく、モラ夫が改善し、うまくやっていけるようになるなら、それはそれで良いことです。

現在被害に苦しんでいる方の中には、どうしたらよいか、これは本当にモラハラなのか?と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

モラハラかそうじゃないかの判断のためにも、証拠を集めていくといざという時に役に立つかもしれません、というお話でした。