DV・モラハラを相談するなら、絶対にDV・モラハラに強い弁護士さんに

養育費増額の調停を申し立てて、2回の調停を終えてから、

相手方が面会交流の調停を申し立ててきました。脅迫をしておいて面会交流を要求できる神経が分かりません。それに、今の長女の精神状態を考えたら、どう考えても今は会わせることはできない。だけど、調停をやるという事は、面会交流を実施する方向で話を進められてしまうだろうなと思い、(裁判所は基本的に面会交流に対して前向きです)どうしたら良いかわからなくなり、裁判所から教えてもらった法律相談センターへ電話での相談をしてみました。

 

男性弁護士さんだったのですが、結果から言うと、あなたホントに弁護士ですか??と言った感じで…。

 

・養育費増額については、可能かどうかは半々 → まあ確かに。

 

・離婚や養育費問題は数多く扱ったことはあるが、こういった人を相手のケースは稀。任せてくださいと言える弁護士は少ないのでは? → あなたが経験少ないだけでは? 

 

・面会交流の件は、内容証明等送るのも手 → 既に調停始まってるんで今更内容証明どうするの?

 

・接近禁止命令は警察がやるのでは? → その後、警察署の生活安全課の担当者さんに確認したところ、 接近禁止命令にかんしては裁判所へ申し立てるとのこと(それくらいは私でもわかる)

 

申し訳ないですが、この弁護士さんからは、今後調停を進めるのに有利に働きそうな情報は得られませんでした。

 

困った私は、娘の保育園で同じクラスの子のお父さんが弁護士さんだったことを思い出し、相談してみました。

すると、DV・モラハラに強く、尚且つ人間的にも良い女性弁護士さんがいるというので、紹介していただき、早速、法テラスの無料相談を利用して相談に行ってきました。

法テラスの無料相談は、1時間。

今までの経緯を話すだけで、あっという間に1時間が経ってしまうほど、時間は足りなかったのですが、さすがDV・モラハラに強いだけあって、話が早い!

普通の人に話すと、理解されにくい内容も、モラハラあるあるで理解してもらえたし、今何を優先的にすべきか教えていただきました。

 

教えていただいた、私がまずやるべきことは、裁判所へ「保護命令」を申し立てること。

それから、長女にメンタルクリニックを受診させること。

保護命令を申し立てて認められれば、面会交流の実施は難しくなります。脅迫の証拠があるので、それらを提出して申し立てることに。脅迫された日から、その後何もなく長期間経ってしまうと、認められない可能性もあるため、申し立てるなら早い方がいいとのこと。

弁護士さんに相談に行ったその足で、地方裁判所保全課に行き、申立てについて詳しく話を聞き、申立て用紙をもらってきました。

我ながら、こうゆう時の決断と行動は早いなと。笑

メンタルクリニックの件は、長女が父親への恐怖心が消えていなかったことと、父親と同居していた時の影響がないか不安だったので受診を決めました。子供によっては、PTSDとかあるようです。今後、面会交流の調停を進めるうえで、面会交流が本当に必要かどうかを知る材料にもなるかもしれないとのこと。

 

今回相談した弁護士さんがおっしゃっていましたが、弁護士さんがDV・モラハラ離婚の事件を扱うのは、年に数件が普通。私が相談した弁護士さんは、常に10件ほど、そういった離婚案件を抱えているそうです。

そりゃー、経験値が違いますよね。しかも、どのような被害に合ったか、被害者の口からモラハラ加害者の言動を話しても、普通の人にはなかなか理解してもらえないことが多いので、やはり、DV・モラハラ案件は、それに強い弁護士さんに相談しないと有利に進まないかもしれません。

 

ちなみに、私の離婚当時に依頼していた弁護士さんは、モラハラに強いわけではない、優しそうな弁護士さんでした。結果、調停は成立せず、不成立に終わった後、協議にて慰謝料も財産分与もなく、養育費も算定表よりかなり低い金額で決まってしまいました。

そうならないためにも、相談するならDV・モラハラに強い弁護士さんに!

ちなみに調停は代理人を立てなくてもできます。相談するだけだとしても、経験値のある弁護士さんに相談するのが良いと思います!

 

誰かのお役に立てれば幸いです。