2回目の調停でいきなり裁判官登場

既に、2か月ほど経ってますが、養育費増額請求の調停の第2回目の時のこと。

 

この回は、相手方が先に裁判所に入り、調停員との話をすることになっていて、

私は、相手方に伝えられた時刻よりも30分遅く裁判所に入り、相手方の話が終わるのを待っていました。

ですが、予定の時刻を過ぎても、一向に調停員が現れない。(今回の調停は、相手方と別々のフロアで待機し、調停員が移動するスタイルで行われました)私が来る時間を間違えてしまったのかと思うほど遅く、とりあえずお手洗いに行って時間をつぶそうと和解室を出て、戻ってくると、そこには、いつもの調停員のほか、裁判官と書記官が座っていて、状況を把握できないまま席に座らされました。

そして、調停員から、相手方の主張が伝えられた後、私が主張する間はほどんどないまま、裁判官から、なぜ今回養育費増額の調停を申し立てたか2つの条件を確認された。

一つは、月に支払われる養育費から2万円差し引いて支払われたこと。二つ目は、私の父が病気になり、経済的援助が難しくなったこと。離婚の時に、父からの経済的支援を受けられる前提で養育費を決めてます。

一つ目は、既に翌月に支払われているので、クリアですね、と裁判官。そして、父親が病気になっていくら減収になったのですか?と。その証明を出せないのであれば、申立ては取り下げた方がいいです、と。

これを聞いて、心の中では「えっ!?焦点はそこなの?実の父が払わなければならない養育費を、祖父に払わせるの?」と思いましたが、裁判官が登場しただけで動揺してしまってる私は、そんな疑問も口にできず、「申立てを取り下げるつもりは全くありません。証明が必要であれば、出せると思うので確認してみます」と言い、調停続行の意思を伝えました。

 

この日の私の主張は、

傷病や進学に伴う特別経費を協議できないので、毎月の養育費で払ってほしい

  裁判官→それなら都度調停で

今の養育費では足りない

  裁判官→離婚当時それでも条件をのんだんでしょ?

 

はっきり言って、都度調停なんてやってられるわけもなく、離婚当時も何度も脅迫があったから、仕方なく条件を飲んだわけで…

気持ちをわかって欲しいとまでは思わないけど、少しは汲んでくれるのか思っていたら、甘い考えでした。

他に主張したことは、面会交流は今後一切出来ないという事と、長女に買い与えたスマホを返したいという事。

スマホは受け取ってもらえず、面会の件に関しては、伝えてもらったところ、翌日に相手方が面会交流の調停を申し立ててきました。

脅迫を受けて、子供達も父親に恐怖心を抱いている状況で、面会交流なんて出来るわけもなく、どうしたらよいのかと悩み、無料の法律相談をしてみることに。

法テラスを使って無料で弁護士さんに相談に行ったのですが、普通の弁護士さんとDV・モラハラに強い弁護士さんとでは、素人の私でもわかるくらいに差があり、やはりDV・モラハラに強い弁護士さんでなければ全く話にならないという印象でした。

私は、弁護士さんの助言通り、裁判所へ保護命令の申し立てをするべく動き出しました。

保護命令の申し立ての件は、また後日記事にしたいと思います。

 

 

後日、なぜ突然裁判官が登場したのか担当書記官に聞いてみたところ、調停員が裁判官を呼んだらしいことが判明。調停員では手に負えなかったのでしょうか…